作品紹介
RXマイコンを使った通信モニタの製作(5)
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RX62Nマイコンを使った通信モニタの製作、続きです。
13.モニタデータ読み込みソフト

13-1.モニタデータ読み込みソフトとは

モニタデータ読み込みソフト“CMoniReader.exe”は、通信モニタからモニタデータを読み込むパソコンソフトです(WindowsXPで動作確認済)。
このソフトは、読み込んだモニタデータをテキスト形式でファイルに書き出します。画面に表示することはできないので、データの表示や確認はエディタソフトなどを使って行います。
通信モニタをUSBポートで接続するにはパソコンにドライバソフトが必要です。通信モニタをUSBケーブルで接続して初めて電源をONすると、USBドライバのインストールを促されます。そのとき付属のINFファイル“RN_CommClass.inf”を指定すると、自動的にUSBドライバがインストールされます。
モニタデータ読み込みソフトの使い方を以降に簡単に説明しますが、詳しい使い方は 取扱説明書 を見てください。

13-2.操作方法

(1)本ソフトを起動すると下のような画面が出ます。
読み込みソフトの初期画面

(2)まず接続開始ボタンをクリックします。

下のようなCOMポート番号の選択画面が出るので、仮想シリアルポートを選択してください。
選択すると回線が開き、読み込みボタンなどが使用できるようになります。
COMポート選択画面読み込みソフトの画面

(3)読み込みボタンをクリックします。

下のようなファイル名入力を促す画面が出ます。
ここでファイル名を入力し、保存ボタンをクリックするとモニタデータの読み込みがスタートします。
注意:書き出されるファイルはテキスト形式のみです。
データ保存のためのファイル名入力画面

13-3.読み込んだデータの例

(1)RS-232の場合
TTL,RS-485も同様です。
下記は例であり、読み込み時に指定するオプションで構成は変わります。
RS-232を読み込んだ例

(2)I2Cの場合
下記は例であり、読み込み時に指定するオプションで構成は変わります。
また、記号の意味については 取扱説明書 を見てください。
I2Cを読み込んだ例

(3)SPIの場合
下記はデータ長が短いですが、ひとつの例です。構成は読み込み時に指定するオプションで変わります。
また、記号の意味については 取扱説明書 を見てください。
SPIを読み込んだ例

14.取扱説明書

モニタデータ読み込みソフトの機能や使い方については下記の取扱説明書をご覧ください。

モニタデータ読み込みソフトの取扱説明書


15.この読み込みソフトを差し上げます

もし万が一、この通信モニタを製作した人がいて、もしもこのソフトウェアが欲しいという人がいましたら無料でお送りします(実行ファイル“CMoniReader.exe”とINFファイル“RN_CommClass.inf”)。こちらから「氏名,送付先メールアドレス,ご意見・希望のソフト」を書いてお送りください。 プログラムの提供は終了しました。

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1.ここに掲載された内容(写真,図,表などを含む)の、全てまたは一部を無断で使用しないでください。
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3.ここで紹介したプログラム例は、正常なコンパイルおよび正常な動作を保証するものではありません。