作品紹介
手作り電動ボリュームのパワーアンプ(4)
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赤外線リモコンで操作できる、手作りの電動ボリュームを搭載したステレオ・パワーアンプ製作の紹介、続きです。
17.組み立てと配線

 次の写真は、シャーシに電動ボリュームや仕切り板、スペーサなどを取り付けたところです。
シャーシへの部品取り付け状態
 電動ボリュームは、L型のアルミ板で作った固定金具で取り付けていますが、電動ボリュームの下部は込み入っていて、その金具を取り付けるのは容易ではなく、改善を要するところです。
 次の写真は、配線も終了し組み立てが完了したところです。
組み立てたアンプの内部、正面から
〈前面から〉
組み立てたアンプの内部、背面から
〈背面から〉
 制御基板とその電源基板は、2枚重ねになるので、下側に5mmと基板間に25mmのスペーサを使って取り付けています。
 アンプ用電源は5mmのスペーサで仕切り板に取り付け、2枚のデジタルアンプ基板とポップノイズ防止回路基板は10mmのスペーサでシャーシに取り付けています。シャーシ上で使われるビスは、M3×6mmまたはM3×5mmのナベビスです。M3×5mmは、5mmのスペーサで使う部分のみです。
 下図は、アンプ用電源とアンプ基板周りの配線を示すものです。両アンプ基板にボリュームが付いていますが、右に回し切っておけば付いていても問題ありません。もし、相対的にサブ・ウーハーの出力を上げたい場合は、デジタルアンプ基板(WP-AMP3118)のボリュームを下げておきます(筆者はそうしています)。
各基板間の配線図
 電動ボリュームのモーターには、ノイズ防止用に積層セラミックコンデンサを付けていますが、実際にはその程度では除去できないノイズが発生しています。そこで、下の写真のように、モーターの配線の途中にクランプフィルタを付けました。これで、ノイズがだいぶ低減されます。
モーター配線に付けたノイズフィルタ

 前出の写真で見えるように、電源部はかなり密集しています。AC100Vがかかる部品同士も接近しているので、接触を防ぐため、電線をはんだ付けした端子には熱収縮チューブを被せています。
 電動ボリュームは、ギヤボックスの振動がシャーシに伝わっているということもあり、やはり動作音が気になります。興味がある人は、静かなギヤボックスの製作にも挑戦してみてください。

18.マイコンプログラム

 AVRマイコンは、回路によっては基板に実装したままでもプログラムの書き込みが可能ですが、製作した制御基板はリセット端子を除きすべて使用しているので、実装したまま書き込みができません。そのため、書き込み装置(ライター)が別途必要です。
 また、動作クロックとして内蔵のRC発振器(8MHz)を使用しています。そのクロック、デフォルトでは8分周され1MHzとなっているので、ヒューズビットCKDIV8の設定で8MHzとなるようにしてください。

 この、電動ボリュームを搭載したパワーアンプの製作に挑戦したい人がいらっしゃいましたら、マイコンのプログラム(HEX形式ロードモジュールのみ)を差し上げます。
 こちらからメールが送れますので気軽にどうぞ。質問にも、可能な範囲で答えることが可能です。


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