8-1.アクリル板でケースを製作
厚さ2mm黒のアクリル板を切り出し、接着してケースを作ります。
下の写真は下ケース用のアクリル板を切り出したところと、下ケースと上ケースを組み立てたところです。
切り出した下ケース用アクリル板 組み立てた下ケースと上ケース
8-2.基板取り付け用ベース板を製作
左の写真は基板を取り付ける部分で、1mm厚のアルミ板を加工して作りました。写真に見える4本のスペーサーで基板を固定します。
下の切り欠き部分は、LCDパネルのフレキシブル基板が通るところで、ユニバーサルブッシングが接着してあります。
8-3.LCDパネルの取り付け 下の切り欠き部分は、LCDパネルのフレキシブル基板が通るところで、ユニバーサルブッシングが接着してあります。
左の写真は、下ケースにLCDパネルを取り付けたところです。
写真では見えませんが、前面パネルの内側にネジを切ったボスを接着して立て、そこにアクリル板をねじ止めしてLCDパネルを押さえています。
8-4.メイン基板の実装写真では見えませんが、前面パネルの内側にネジを切ったボスを接着して立て、そこにアクリル板をねじ止めしてLCDパネルを押さえています。
下の写真は、ベース板を使って全ての基板を下ケースに実装したところです。
メイン基板の上に載っているのがLCDC評価ボードですが、LCDパネルの接続の都合で、裏返しの実装になっています。
ベース板は、左右2本ずつの皿ビスで固定しています。皿ビスは位置の調整が難しいので、穴位置を正確に空ける必要があります。
8-5.上ケースのシールド
左の写真のように、上ケースの内側に銅箔テープを貼り、簡易的なシールドを行います。
シールドはリード線を付けてメインボードのGNDに接続します。
シールドはリード線を付けてメインボードのGNDに接続します。
8-6.組み立てたLCDユニット
下の写真は組み立てを完了したLCDユニットです。
ケースは元々黒のアクリル板でできているのですが、そのままではアクリル板の光沢感が美しくなく、接合部も目立つので、上下とも黒色で塗装してあります。
下に取り付けているスタンドは、スマホ用の吸盤スタンドです。LCDユニットは、L型アングルを介してスタンドに取り付けているので、別のスタンドにすることも容易です。